
5月27日(木)、大阪北区役所と区民センターにて、キタ地区自転車安全推進協議会の主催による自転車安全教育指導員養成講習会が開催され、芝田町会が所属する梅田東連合町会からも5名が参加しました。
全体では、曽根崎警察署管内6連合から約30人が参加し、盛況の運びとなりました。
今年、曽根崎警察署管内では4月末現在で155件の交通事故があり、これは昨年度と比べて15件減少しているのですが、そのうち自転車が関係する事故は32%と、大きな割合を占めています。
そこで自転車による交通事故を撲滅するため、自転車安全教育指導員を養成し、それぞれの地域で安全運転のリーダーシップをとってもらおうというのが、この講習会の目的です。

講習会は、講義と実技の2部制で行なわれました。
まずは、講義から。
クイズ形式になっていたので、ここで問題と解答を記しておきます。皆さんも、どうぞ。○×クイズです。
Q1)
自転車は、車の仲間である。
Q2)
自分の身体に合った自転車は、自転車のサドルにまたがったとき、片足だけが地面につく高さがちょうどいい。
Q3)
自転車は道路の左側を走ることが決められている。
Q4)
「自転車および歩行者専用」の標識がある歩道は、自転車で走ることができる。
Q5)
横断歩道をわたるときは、必ず自転車を降りて、自転車を押して渡る。
Q6)
自転車に乗るとき、ヘルメットを被ったほうが安全である。
自転車のライトは、夜であっても、まわりが明るければ点けなくてもいい。
Q7)
自転車の運転に自信があれば、傘をさして運転してもいい。
Q8)
交通事故は、昼と夜であれば、夜のほうが多い。
Q9)
ライトは、前を見やすくするためのものなので、夜、暗くなっても、周りが明るければ点ける必要はない。
Q10)
自転車と歩行者がぶつかった場合、交通事故とは言わない。
さあ、解答です。
A1)
○
道交法では、自転車は軽車両に分類されます。
定員は1人。ただし、大阪府では、座席を設置したうえで、16歳以上の人が6歳未満の幼児を1人乗せることは認められています。それ以外にも、いくつかの例外はあります。
A2)
×
両足の足の裏の前半分が地面にピタッとつく高さが運転に適した高さです。なお、サドルの位置が高いほどスピードが出るという認識は、誤った認識です。そんなことはありません。
A3)
○
自転車は道路の左端を走り、左から乗り降りすると安全です。
左側から乗り、左端を走り、左側から降りる—これを「3つの左」と覚えてください。
A4)
○
標識がある、70歳以上の人、13歳未満の人、身体の不自由な人、車道を安全に走れないとき。
以上の場合、自転車は歩道を走ることができます。ただし、歩道はあくまで歩行者優先なので、歩行者の妨げにならないように走ってください。
A5)
×
2年前、現状に即して法律が改正され、横断歩道でも降りずに走ることができます。ただし、歩行者の妨げにならないよう運転してください。
A6)
○
ヘルメットを被っていたおかげで、事故に遭っても軽傷ですんだ例はたくさん報告されています。できるだけヘルメットを被るよう、おススメします。なお、子ども対しては、保護者は努力義務があります。
A7)
×
もちろん、禁止されています。バランスを崩して転倒しやすいので、絶対にしないでください。
A8)
×
暗い夜のほうが交通事故が多く発生しているように思いますが、実際は、昼間のほうが交通量が多いために、そのぶん交通事故の発生件数も多いのです。大 阪府下では、昨年、6:4で昼間のほうが交通事故が多いです。ただし、夜間の事故は、大きな事故になりやすい傾向にあります。注意してください。
A9)
×
ライトは、自転車に乗っている自分の存在を周囲に知らせる効果もあるので、周りが明るい場所であっても、夜にはライトを点灯して運転してください。ライトをつけるとペダルが重くなるからイヤだという人向けに、ペダルに負担のかからないライトも安価で販売されています。
A10)
×
もちろん、交通事故です。
点検と保険がセットになった制度もあるので、車同様に、事故に備えておくことも肝心です。
皆さん、何問正解できたでしょうか? このクイズを通じて、道交法や自転車の安全な乗りかたについて自然と学ぶことができるので、ご家族や友人の方にも、ぜひ、やってもらってくださいとのこと です。
このあとは、場所を区民ホールへ移して、実技編。
横断歩道や障害物を避けたりしながら、実際に自転車に乗って、コースを完走します。
要所要所にお巡りさんが立っていて、注意事項を教えてくれます。
スタートするときは、前方と後方をよく見て、安全確認してから。


実技会場には、反射板も多数展示されてました。
これらを身につけていると、光の反射によって、自分の存在を周囲に知らしめることができ、安全に役立ちます。

以上、講義編と実技編を終えて、約2時間にわたる講習が終わりました。
なお、この日、講習を受けた人には、後日、特別指導員の認定登録証が発行されます。